米ロ首脳、中東和平で電話会談=プーチン氏、関与拡大狙う

【時事通信社】ロシアのプーチン大統領は12日、トランプ米大統領と電話会談し、中東和平問題を協議しました。モスクワで行われたパレスチナ自治政府のアッバス議長との会談で、プーチン氏が明らかにしました。

米ロ首脳、中東和平で電話会談=プーチン氏、関与拡大狙う - ảnh 1 事件の現場(写真:The Telegraph News/TTXVN)

プーチン氏は「たった今、トランプ氏と電話会談した。もちろんパレスチナとイスラエルの問題も話した」と語りました。ロシア大統領府は「両首脳は中東和平問題の幾つかの見解について議論した」と発表しました。トランプ氏からは11日に起きたモスクワ郊外の旅客機墜落に関し、弔意が示されました。

また、アメリカホワイトハウスによりますと、トランプ氏は朝鮮半島の非核化を確実にするためにさらなる措置を講じることの重要性を改めて指摘しました。

プーチン氏は1月29日にモスクワでイスラエルのネタニヤフ首相と会談しました。トランプ氏がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことに対してパレスチナが強く反発する中、シリア問題で域内の影響力を拡大したプーチン政権は、中東和平交渉への関与も強めようとしているとみられます。

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