米共和党 ルビオ氏上昇 トランプ氏かげりも

米共和党 ルビオ氏上昇 トランプ氏かげりも - ảnh 1
クルーズ上院議員= THX/TTXVN



アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの世論調査で、共和党は初戦のアイオワ州の党員集会で躍進したルビオ上院議員の支持率が上昇する傾向が見られる一方、党員集会で2位にとどまった不動産王のトランプ氏の勢いにかげりもみられます。

アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは、今月1日に行われた中西部アイオワ州の党員集会で幕を開け、共和党では全米で支持率トップを維持してきた不動産王のトランプ氏が2位にとどまりました。
この党員集会のあとにアメリカの民間調査団体の「パブリック・ポリシー・ポーリング」が行った世論調査によりますと、トランプ氏は依然としてトップを維持しつつも、1か月前の調査と比べて9ポイント下落し、25%となっています。
一方、党員集会でトップだったクルーズ上院議員、そして躍進したルビオ上院議員がそれぞれ21%で2位となり、トランプ氏との差が大幅に縮まっています。特にルビオ氏は、アメリカの大学が行った別の世論調査でも1か月前より7ポイント上昇しています。
ルビオ氏には5日、大統領選挙の立候補を表明しすでに撤退したルイジアナ州のジンダル知事が支持を表明するなど、共和党内で支持する動きが相次いでいます。
9日に予備選挙が行われる東部ニューハンプシャー州でも、複数の世論調査でルビオ氏が2位に浮上していて、共和党の保守本流派の候補として存在感を示し始めたルビオ氏が、今後さらに躍進を見せるか注目されています。

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