米大統領 「イスラム国」壊滅を強調


米大統領 「イスラム国」壊滅を強調 - ảnh 1
オバマ大統領(写真:ロイター)

アメリカのオバマ大統領は、イスラム過激派組織「イスラム国」に対処するため、シリアの穏健派の反政府勢力に軍事訓練を行うことなどを認める暫定予算案が議会で可決されたことを受けて声明を発表し、イスラム国の壊滅を目指す姿勢を改めて強調しました。

アメリカ議会上院は18日、下院に続き、オバマ政権がイラクやシリアで勢力を拡大するイスラム過激派組織「イスラム国」に対処するため、シリアの穏健派の反政府勢力に軍事訓練や武器などの提供を行うことを承認する暫定予算案を賛成多数で可決しました。これを受けて、オバマ大統領は声明を発表し、「力強い超党派の支持は、アメリカが対イスラム国で結束していることを世界に示した」と述べ、歓迎しました。
そのうえで、オバマ大統領は、フランスが、イラクでのイスラム国に対する空爆に加わることを表明したことについて「フランスとアメリカの兵士が再び共に戦うことができて喜んでいる」と述べ、イスラム国の壊滅を目指す姿勢を改めて強調しました。
オバマ政権は、今後、5億ドルを拠出し、「イスラム国」に対抗する穏健派の反政府勢力「自由シリア軍」に軍事訓練や武器などの提供を行い、戦闘能力の向上を図る方針です。

ご感想

他の情報