米大統領選 いよいよ初のテレビ討論会

アメリカ大統領選挙では民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補が直接対決するテレビ討論会が来月にかけて3回行われ、終盤戦の情勢を左右する大きな山場となります。

その1回目が現地時間の26日夜(日本時間の27日午前10時)から東部ニューヨーク州の大学で行われ、1時間半にわたってテロ対策などをめぐり激しい論戦が交わされる見通しです。

米大統領選 いよいよ初のテレビ討論会 - ảnh 1
(写真:AP)


討論会でクリントン氏は国務長官などを務めた経験をアピールする一方、トランプ氏の移民政策などを批判し「大統領に不適格だ」と強調したい考えです。一方、トランプ氏は、クリントン氏が国務長官在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題などを追及して「信用できない」と印象づけたい考えです。

各種の世論調査の平均値によりますと、最近、トランプ氏がクリントン氏を追い上げ、2人の支持率の差は2.8ポイントと、きっ抗しています。
討論会は過去最高の1億人を超える国民が視聴すると予想され、どちらが論戦を制して弾みをつけるのか、その発言やふるまいに全米の目が注がれます。

ご感想

他の情報