英、ロシア武官を国外退去へ スパイ行為理由に

(VOVWORLD) - イギリスでは最近、ロシアのためにスパイをしていたとみられるブルガリア国籍者数人が起訴されたと報じられています。
英、ロシア武官を国外退去へ スパイ行為理由に - ảnh 1ナイジェル・ケイシー駐ロシアイギリス大使(写真提供:Ria Novosti)

イギリス政府は8日、スパイ行為をしていたとみられるロシアのイギリス駐在武官を国外退去させると発表しました。さらに、スパイ行為やサイバー攻撃が続いているとして、ロシアが諜報に利用している可能性がある複数の施設を外交拠点から除外することを決定しました。

ロシアの外交関係者の滞在期間を制限するなど、ビザ(査証)の効力に新たな制限を設ける方針です。イギリス政府は同日、ロシア大使を呼び出してこれらの措置を通告しました。

イギリスでは最近、ロシアのためにスパイをしていたとみられるブルガリア国籍者数人が起訴されたと報じられています。また、偽情報の拡散防止に取り組むシンクタンクや国会議員へのサイバー攻撃、米英の貿易関係資料の不正入手や漏えいを狙った行為も発覚しています。これらの行為は、ウクライナ侵攻開始以降に特に顕著になっているとされています。(共同通信)

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