シンポジウムで話し合っている出席者

シンポジウムで、ベトナム女性連合会と農業奨励センターの協力によって展開されているモデルが紹介されました。これらは、北部山岳地帯ラオカイ省の少数民族モン族が浸食される土地で落花生栽培をするモデルや、ラオカイ省の少数民族の女性が洪水に対応する養鶏をするモデル、中部沿海地帯のクアンナム省の女性が気候変動に対応する海苔の栽培をするモデルなどです。

なお、ベトナムは気候変動と自然災害の大きな影響を受けている国の一つです。ベトナム人口の7割は気候変動と自然災害を受けていますが、その中でも女性と子供は特に受けやすいとされています。「気候変動と自然災害への対応・農村の女性のための持続可能な生計」というプロジェクトはUNWomenの支援を受けて実施され、農村部の女性がより持続可能な生計を手に入れることを目指すものです。