離散家族再会で南北実務者協議 開催決まる

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写真提供:Yonhap


(NHK)朝鮮戦争などで韓国と北朝鮮に離れ離れとなった家族の再会について、韓国と北朝鮮の実務者による協議が来月行われることになり、今後南北の対話ムードが高まっていくとみられています。

離散家族の再会を巡っては28日、韓国の赤十字社が北朝鮮側に対して、来月7日に軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)の韓国側施設で実務者による協 議を行うことを提案し、韓国統一省は29日午後、北朝鮮側から提案を受け入れるとの連絡があったことを明らかにしました。

離散家族の再会は去年2月に行われて以降、中断されたままですが、今週終了した北朝鮮と韓国の高位級会談で、双方は来月の旧盆の時期にあわせて再開することで合意しており、実務者による協議の開催が決まったことで、今後具体的な日時や規模が話し合われることになります。

韓国政府は韓国側の離散家族6万人分の名前を北朝鮮に伝え、南北間で名簿の交換を行うことを提案するなど、再会に向けた取り組みを強めてきました。今回北朝 鮮側が高位級会談で合意した実務者による協議の開催に応じたことで、今後南北の対話ムードが高まっていくとみられています。

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