EU・ウクライナ:「連合協定」来年1月発効

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ウクライナ東部(写真:AFP)

ウクライナの首都キエフで開かれたEU=欧州連合とウクライナの首脳会談で、双方は、政治・経済統合を推進する「連合協 定」を来年1月に発効させることを確認しました。EUのユンケル欧州委員長が会談後の記者会見で明らかにしました。連合協定は昨年6月に調印されていましたが、ロシア に配慮して発効を今年末まで先送りしていました。

ロイター通信によりますと、ユンケル氏は「発効の延期を望む者(ロシア)もいるが、我々はそうすることが賢明だとは考えていない」と述べました。ウクライナ側は連合協定の早期発効を望んでおり、「さらなる延期なし」とのEUの確約は、ポロシェンコ政権にとって追い風となります。ウクライナのヤツェニュク首相は、協定に含まれる自由貿易協定を「来年1月1日に発効させる」と述べました。

また、ポロシェンコ大統領はEU側との会談で「わが国は今後5年でEU加盟の準備ができる」と語り、連合協定発効後はEU加盟を目指す考えを示しました。

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