EU外相会議 ロシア制裁強化を協議

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EU外相会議は、日本時間の午後5時すぎからベルギーのブリュッセルで始まり、ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件の対応を協議しています。

会議を前に、EUの外交を担当するアシュトン上級代表は「遺体が家族や友人のもとに戻され、真相究明のための捜査が行われることが重要だ。そのために、ロシアもみずからの責任を果たさなければならない」と述べて、真相究明にむけ、ロシアに協力を強く求める見通しを明らかにしました。

また、多数の国民が犠牲となったオランダのティメルマンス外相は「オランダはさらなる制裁が必要だと考えている。ロシアが、親ロシア派と距離を置いていないことについて、EUが一致した態度を示すことが必要だ」と述べて、追加制裁についても協議する考えを明らかにしました。

ロシアへの制裁を巡って、EUのなかには、すでに行われている個人や企業の資産凍結や渡航禁止などに加えて、経済制裁や武器の輸出禁止などの制裁を求める国もありますが、各国の足並みがそろっておらず、どこまで一致した対応を打ち出せるのかは不透明です

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