OPECと非加盟産油国が増産に苦戦、イランは減産=内部資料

[ロイター] -OEPC=石油輸出国機構と非加盟産油国は6月に増産で合意しましたが、産油量拡大は順調に進んでいません。
OPECと非加盟産油国が増産に苦戦、イランは減産=内部資料 - ảnh 1アメリカの スティーブン・ムニューシ財務長官(写真:AFP/TTXVN)

ロイター通信が確認したOPECの内部資料で明らかになりました。サウジアラビアの増産がイラン、ベネズエラ、アンゴラの減産で相殺されています。

サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、OPECと非加盟国は6月の増産合意を受け、日量約100万バレル増産すると説明していました。しかし、OPECの資料によりますと、この水準に達していないようです。

ナイジェリア、リビア、コンゴ共和国を除くOPEC加盟国の9月の産油量は、5月から日量42万8000バレル増加しました。9月のサウジアラビアの産油量は5月から日量52万4000バレル増え、増加幅は最多となりました。イラク、クウェート、UAE=アラブ首長国連邦も増産しました。

一方、イランはアメリカが11月4日から再発動する制裁措置に直面しており、9月の産油量は5月から日量37万6000バレル減少しました。ベネズエラは日量18万9000バレル、アンゴラは同1万7000バレルそれぞれ減少しました。

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