イエンバイ省に住む女性のスタートアップ

(VOVWORLD) -近年、北部イエンバイ省の各級の女性会は、「2017年~2025年期の女性スタートアップへの支援」というプロジェクトを実施するにあたり、女性のスタートアップ、経済発展を支援してきました。

イエンビン県イエンビン町に住むドン・ティ・ヒエンさんは、地元のタクバ湖で養殖される魚の生産、販売に従事する農産物加工生産協同組合を設立しました。この協同組合は干し魚を生産、販売しています。現在、協同組合の干し魚は新鮮で美味しいと消費者から好まれ、OCOP=一村・一品の製品であると認定されました。

ヒエンさんは次のように語りました。

(テープ)

「当初、タクバ湖の魚は広く知られていないため、魚の消費は多くの困難に直面していました。その後、私たちは、様々な形式を通じて、魚の広報、PR活動を頻繁に行いました。これにより、魚の加工製品は全国各地の食料品店に届けられるようになりました」

イエンビン県に住むルオン・ティ・リエンさんは、地元の女性会の支援を受けて、苗木生産、豚肉、肥料と農業器具の販売を行い、年間数億ドンの収入を得ています。リエンさんは次のように語っています。          (テープ)

「経済発展を実現するためには、資本が必要です。女性会は、私の経済活動発展のための資金調達を支援してくれました」

イエンバイ省に住む女性のスタートアップ - ảnh 1

イエンバイ省の女性連合会は、2022年におよそ4400人の女性に起業と経営に関する認識を高める為、95件の宣伝活動を行ってきました。同時に、生活困窮女性を対象に家庭経済活動発展のための資金調達を支援しました。

イエンバイ省の女性連合会のハ・ティ・ドア副会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「今後も、イエンバイ省の女性連合会は、女性がリーダーをつとめる協同組合、企業の効果を発揮します。同時に、現地の女性ビジネスマン協会、女性実業家クラブと連携して、会員に経済発展や、集団経済構築などを働きかけ、支援します」

これまでに、イエンバイ省では、女性がリーダーをつとめる8つの協同組合を含む37の協同組合が活動しており、多くの女性に安定した就労と収入をもたらしています。イエンビン県ダイドン村女性会のハ・ティ・ドン会長は次のように語っています。

(テープ)

「近年、現地の女性会の支援を受けて、女性会員は、苗木生産や、畜産、ホームステイなどの経済活動を成功させました。これにより、女性たちは以前より高い収入を得られるようになっています」

イエンバイ省の各レベル女性会が地元の女性とともに歩むことは、女性のスタートアップの成功に貢献し、貧困解消に繋がっています。

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