ベトナムにおける臓器移植の成果

(VOVWORLD) -1992年に初めて腎臓移植が行われて以来、毎年、ベトナムの臓器移植部門は新たな成果を収めています。特に、この数年間、先進技術の導入のお陰で、ベトナムの臓器移植部門は、新たな進歩を遂げてきました。
ベトナムにおける臓器移植の成果 - ảnh 1   写真:新聞「 Công Luận」紙

ハノイ市内にある103病院の医者らが1992年6月にベトナム初の腎移植に成功したことは、ベトナム医学の新たな前進を記しました。その5ヵ月後に、ホーチミン市のチョーライ病院は、初の腎移植を成功させました。その患者は現在なお、元気で生存しています。また、2004年に、103病院は10歳の患者に肝移植を行いました。現在、その患者は、成長し、医療分野で活躍しています。

ハノイ市のベト・ドク病院は、2007年に、初の大人の肝臓移植を成功させました。そして、103病院が2010年6月に心臓移植を成功させたことは、ベトナムの臓器移植の歴史上、重要な転換点となりました。ベトナムの臓器移植は世界と比べ半世紀ぐらい、アジア地域諸国と比べおよそ20年程遅れてはいますが、現在では肩を並べる段階になりました。

ベトナムは腎臓、肝臓、心臓の移植など臓器移植の基本的な技術を把握できるようになりました。これにより、臓器移植はベトナム医学の重要な成果となっています。

特に、2018年6月27日に、チョーライ病院・腎泌尿器科の医者らは、内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下腎摘出手術を成功させました。

タイ・ミン・サム科長は次のように明らかにしています。

(テープ)

「医療用ロボットは精度の高い内鏡視手術の補助ができます。こうした手術方法のメリットは、傷口が小さく痕が目立たない、術後の痛みが少ない、回復が早いということです。 」

医療部門の専門家によりますと、現在、ベトナムは、複雑で難しい臓器移植を実現させる用意があると共に、子宮移植や、四肢の同種移植などの征服を目指しています。また、毎年、約8千人が臓器移植を必要としています。しかし、臓器提供者はいまだ珍しい状態にあります。そこで、脳死者、または、心肺停止になった患者からの臓器移植を良好に行えるなら、臓器移植を必要とする多くの患者の生命を救えることでしょう。

ベト・ドク病院のグェン・テェン・クェット院長は次のように語っています。

(テープ)

「我々は、全ての人々に臓器の提供を働きかける必要があります。生前に臓器提供の意思表示をしておくことが大切です。これは、人の生命を救えると共に、医学の研究に寄与するからです。臓器提供の宣伝は、幅広く行われる必要があります。」

自発的な意思で臓器提供を希望する人が増えるためには、臓器提供に対するコミュニティの認識や行為を一歩ずつ変えてゆくことが大切です。

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