愛国競争運動で立派な成績を収めた人物

(VOVWORLD) -70年前の1948年6月11日、ホーチミン主席は、当面するフランスとの闘いや貧しさに打ち勝つため、愛国競争へのアピールを出しました。それ以来、毎年の6月11日は、「愛国競争の日」とされてきました。

先ごろ、ホーチミン主席が愛国競争へのアピールを発してから70周年を記念する式典が行われました。この際に、愛国競争運動において立派な業績を収めお手本となった多くの人々が顕彰されました。これらの人々は国の建設発展事業においてコミュニティに多大な貢献をしてきました。

愛国競争運動で立派な成績を収めた人物 - ảnh 1      フックさん=Lê Khoa

今日のこの時間は幾つかのお手本をご紹介します。最南端カーマウ(CaMau)省ホンチョイ(HonChuoi)島における特別教室での話は、僻地や山岳地帯に住む子どもたちに識字クラスを行ったある国境警備部隊の熱情を示しています。その国境警備部隊はチャン・ビン・フックさんです。フックさんの話によりますと、1997年頃、大型台風を襲われ、甚大な被害を受けたホンチョイ島へ被災者の救護・救難のために派遣されました。その時に、文字を読み書きできない貧しい子どもたちに出会いました。それをきっかけに、これらの子どもを対象に識字クラスを開くことにしました。

フックさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「私は、子どもたちに最も効果的に知識を伝えるようによく考えています。離島に住む子どもと本土に住む子どもたちの間の知識の格差を縮めたいからです。長年にわたって、様々な困難を乗り越えた結果、これまでに、このクラスに参加した全ての子供たちは、読み書きが出来るようになり、本土にある学校で勉強を続けています。」

愛国競争運動で立派な成績を収めた人物 - ảnh 2    フィさん= H.A/laodong.vn

一方、肥料・窒素化合物生産会社の機器製造者であるゴ・クアン・フイさんは、労働生産活動に直接に参加している間に、19件のアイディアを出し、毎年、会社に莫大な収益をもたらしています。フィさんの話です。

(テープ)

「私自身は常に、ホーチミン主席のお手本や教えを見習うことを認識しています。また、私は、労働生産性の改善にはどうすれば良いのかとよく考えました。それから、同僚の意見を参考にした上で、そのアイディアを出しました。」

愛国競争運動で立派な成績を収めた人物 - ảnh 3    ミン総裁=http://baodautu.vn

他の高級陶磁器メーカ「ミンロン(MinhLong)」社のリ・ゴック・ミン総裁は国のドイモイ事業に大きな貢献をした人として評価されています。ミンさんは「製品に『時間無し・国境無し・性別無し・年齢無し』という4つの『無し』と『文化有り・芸術有り・独自スタイル有り・魂有り』の4つの『有り』という原則を導入している。」と明らかにしました。これまでに、ミンロン社はセラミック焼成技術の導入を成功させるようになり、また、同社の製品はフランスやドイツ、イタリア、東欧諸国などの厳しい市場に輸出されています。

ミン総裁の話です。

(テープ)

「我が社は、陶器の素焼と本焼きを1回工程にする技術を導入したお陰で、生産時間を7日間から3日間に短縮させました。さらに、自動化を実現してから、生産時間は20時間になった他、労働者数も200人から20人しか雇っていません。」

そして、北部ハイズオン省トウ・キー県のファム・バン・ハットさんは、労働生産性の向上と農民の苦労を軽減するため、耕運機、播種機の製造を研究しました。これらの自動農機具は世界14カ国に輸出されています。ハットさんの話です。

(テープ)

「農業機械を製造できたのは私の熱情を込めた結果です。農業であり、価値のある製品を製造し、実践に効果的に適応されるとは思いませんでした。私は自分の経験を基礎にして、それらの機械を製造しました。2012年以来、私は、およそ30種類の機械を製造しました。全ては、実践に適応されましたよ。」

それぞれの個人は、自分のやり方でホーチミン主席の愛国競争のアピールに応えました。しかし、彼らは、国の発展事業に適切な貢献をしたいという共通の目的を持っています。

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