輸出向けパッションフルーツの栽培

(VOVWORLD) -北部ソンラ(SonLa)省モックチャウ(MocChau)県の住民は、この2年間、輸出向けパッションフルーツを栽培してきたお陰で、生活に余裕が出るようになっています。
輸出向けパッションフルーツの栽培 - ảnh 1     パッションフルーツ畑

2017年末に、モクチャウ県が2トンのパッションフルーツを欧州市場に初めて輸出したことは、地元におけるパッションフルーツの輸出活動の発展に大きなチャンスを切り開きました。

現地住民のセップさんの一家は、約6千平方メートルの敷地にパッションフルーツを栽培しています。

(テープ)

「我が家は、パッションフルーツの400本を栽培しています。2ヶ月前に、収穫を始めました。以前、私たちはハヤトウリを栽培しましたが、パッションフルーツと比べ、収穫量は低かったです。タイバック・ナフード株式会社はパッションフルーツを全て買い取ってくれたので、消費先の模索がなく、とても安心ですよ。」

輸出向けパッションフルーツの栽培 - ảnh 2

一方、もう一人のディンさん一家は、パッションフルーツの栽培と手入れを詳しく研究して、試験的に栽培した後、他の農産物の栽培より高い収入を得るようになりました。そこで、彼は、全ての土地にパッションフルーツを栽培することにしました。

ディンさんの話です。

(テープ)

パッションフルーツの栽培は今年で3年目です。以前は、スモモや、ハヤトウリなどを栽培しましたが、パッションフルーツ程の高い収益は得られませんでした。当初は、500本のパッションフルーツを栽培し、年平均約3億ドンの収益でしたよ。今年のパッションフルーツシーズンは、虫害防止が考慮され、それに、販売価格も上昇した為、かなり高い収益が出ました。」

現時点で、モクチャウ県に住む約8割の世帯は、パッションフルーツの栽培に従事しています。収穫期になると、多くの会社がパッションフルーツを買いに来ます。モクチャウ県人民委員会のファム・ドク・チン委員長は次のように語っています。

(テープ)

「パッションフルーツの栽培は、経済的価値をもたらすので、私たちは、現地住民にこの植物の栽培を奨励しています。現在、現地におけるパッションフルーツの栽培面積は約300~400ヘクタールにのぼっています。」

輸出向けのパッションフルーツは、種子の選択から、栽培、手入れ、収穫に至るまでの工程は厳格に実現されています。ソンラ省は、2018年末までに、パッションフルーツの栽培面積を1000ヘクタールに拡大する計画があります。

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