北部バクニン省のザウ寺

北部バクニン省のザウ寺 - ảnh 1

ハノイから30キロ離れた北部バクニン(Bac Ninh)省、トァンタイン(Thuan Thanh)県、タインクォン(Thanh Khuong)村にはザウ寺があります。この寺は法雲寺とも呼ばれ、ベトナムで最も古い寺院であり、ベトナム仏教の発祥地として知られてきました。

史書によりますと、ザウ寺は187年から226年にかけて建立されてられました。現在の寺は17世紀・18世紀頃に修復、修理されたものです。

ザウ寺は「マンヌォン」(Man Nuong)という女神と雲の女神、雨の女神、雷の女神、稲妻の女神」 四法4人につながるもので、民間信仰と仏教との結合を示しています。

これまで何度も修復を繰り返してきたザウ寺ですが、木版とグェン(院)王朝時代の勅令6枚が保存されています。

特に、2013年12月、ザウ寺は国家の特別遺跡として認定されました。バクニン省歴史科学協会のチャン・ディン・ルェン( Tran Dinh Luyen) 副会長は次のように語りました。

(テープ)

「ザウ寺とブットタップ寺が国家の特別遺跡として認定されたのはこれらのお寺の価値に値するものだからです。全国民がこの寺の価値を理解するため、宣伝活動を強化する必要があります」

北部バクニン省のザウ寺 - ảnh 2
ブットタップ寺

国内外の多くの参拝客はこのザウ寺を訪れ、ベトナム仏教の源を理解します。バクニン( Bac Ninh) 省トァン・タイン( Thuan Thanh) 県タイン・クオン( Thanh Khuong) 村人民委員会のブィ・ティ・ロイ( Bui Thi Loi) さんは次のように語っています。

(テープ)

「ザウ寺がある地方に生まれた私はこの寺を誇りに思っています。この寺は仏教の発祥地と呼ばれ、東南アジア地域における独特なお寺です」

トァン・タイン( Thuan Thanh) 県タイン・クオン( Thanh Khuong) 村の文化委員会のグェン・ズイ・クア(Nguyen Duy Khoa) 委員長は次のように語りました。

(テープ)

「仏教の発祥地に生まれた私は故郷を誇りに思っています。私の故郷の人々が毎年4月8日に開かれるザウ寺祭りに参加することを忘れません。」

ザウ寺祭りは北部の仏教の重要な行事の一つで、バクニン省の文化価値を示しています。

 

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