（左）ド・ニャン（真ん中）ド・ホン・クアン（右）クアンさんの奥さん

ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。

ここ数日、ハノイでは、春のはじめの気候が感じられるようになっています。多くのハノイ市民は、このような快適な天気に楽しんでいると思っています。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか？

さて、先日、大阪府富田林市の杉江 剛（すぎえ たかし）さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「音楽と言えば、私はクラシク音楽も良く聴くのですが、ベトナムにおけるクラシック音楽に関する話題やコンサートの状況、ベトナム出身の指揮者、演奏家、オーケストラなどについては、まったく判りません。ぜひ、貴国でのクラシク音楽の話題全般について、ご紹介をお願いします。また、ベトナム人演奏家の演奏も放送してください。クラシック音楽の演奏時間は、長いため、３０分の放送に組み込むことは難しいかもしれませんが、どうかご検討をお願いいたします。」との内容でした。

杉江さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。

ベトナムにおけるクラシック音楽に関する話題やコンサートの状況、ベトナム出身の指揮者、演奏家、オーケストラなどについては、この番組の限りで、紹介できません。しかし、ハノイ便りやベトナム紹介の番組などは、紹介します。少しお聴きくださいね。

さて、今日のこの時間は、ド・ニャン作詞作曲家とド・ホン・クアンさん作詞作曲家の有名なベトナムクラシックをお届けしましょう。

ド・ニャン作詞作曲家は、1922年生まれ、1991年、69歳で亡くなりました。ニャンさんはベトナム音楽家協会の最初の事務総長であり、革命音楽の最初の作曲家でもあります。また、オペラを作曲する最初のベトナム人作曲家となります。特に、面白いことは、ニャンさんはクアンさんの父親です。

作詞作曲家のド・ホン・クアンさんは、1956年、ハノイで生まれました。彼はベトナム文学芸術協会の副会長や、ベトナム音楽作曲家協会の会長などの要職に就いています。また、VOV＝ベトナム声放送局の音楽編集部の部長をも務めました。クラシク音楽事業において、多くの作品を世に出しています。

では、今日のこの時間は、そんなド・ニャンさんとド・ホン・クアンさんの作品をお届けしましょう。

はじめに、ド・ニャン作詞作曲家のクラシク演奏である「お待ちする」（Doi Cho）をどうぞお聴きください。

お聴きいただいた曲は「お待ちする」でした。

つづいて、ド・ホン・クアンさんのクラシク演奏である「ラプソディーベトナム」（Rhapsodie Việt Nam）をお送りします。

お聴きいただいた曲は「ラプソディーベトナムの一部」でした。

いかがでしたか、皆さん、有名なベトナムクラシックをお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。