ベトナム漁民が故郷で漁獲活動を行っている様子を描いた歌
ご機嫌、いかがですか、皆さん
このころ、ハノイはかかわらず30度以上の暑い日々が続いていますが夕方になると急にスコールがやって来る季節になりました。皆さんのお住まいの町はいかがですか。
さて、今週も暑い中、リクエスト音楽を進んでゆきたいと思います。群馬県の鈴木義一さんからはこんなお手紙をいただきました。「火曜日の音楽散歩道で海にちなんだ歌が放送されました。漁民と海にちなんだ歌をもっとたくさん放送してください」と書いてくださいました。
鈴木さん、お便り、どうもありがとうございました。
今日のこの時間はベトナム漁民が故郷で漁獲活動を行っている様子を描いた歌をお届けします。
大昔から、ベトナム中部の漁民はチュォンサとホァンサ両群島の沖合いに向かって、漁獲を行ってきました。漁民らは愛する国の領海主権のため、身をささげる用意がありました。ベトナムの歴史ページを振り返れば、中部クァンガイ省で毎年、ホァンサ群島の主権保護のために犠牲なった漁民の冥福を祈る式典が昔から行われます。現在、そういうよき伝統を生かしている漁民は故郷の海にて、漁獲を行いながら、国の領海主権を保護しています。ただいま、「魚網を引き掛ける」(ho keo luoi)をどうぞ
「はるかなる沖合いへ」(Xa khoi)をお送りします。
「夕暮れ、日差しは海面に輝きこぼれる
船の帆は風を乗せて、沖合いへ向かう
漁民の歌は海面に響き渡る
ほら、広い海、魚の群れが泳ぎ遊んでいる
船は沖合いへ向かっている
魚も友を探している」
ざんねんなことに、この頃、ベトナム中部、南部の海域は嵐を起こしています。中国側はベトナムの排他的経済水域で石油掘削装置を設置して、地元の漁民たちを脅かす様々な悪い行動を行っています。しかし、ベトナム漁民は勇敢に沖に出て行き、漁を続けています。彼らは心のうちで、「チュォンサ、ホァンサ両群島は祖国の心である」が響いてあげます。
遠い海上で中国の挑発行為により、けがをした漁民が出てましたが、ベトナム漁民は国の海域の安らぎを確保するため、嵐が来ても、敵軍が来ても、彼らの胸の炎はいつも燃え続けています。最後に「祖国の姿はチュウォンサ群島にある」(to quoc noi truong sa)をどうぞ
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナム漁民が故郷で漁獲活動を行っている様子を描いた歌をお届けしました。
来週、またお会いしましょう。