少数民族の民謡と楽器による演奏




少数民族の民謡と楽器による演奏 - ảnh 1
                                                                                            モン族の女性たち

ご機嫌、いかがですか、皆さん

ハノイは相変わらず霧雨の日々が続いています。そして湿度はやや高めです。ハノイの春の景色は霧雨に沈む墨絵のようです。先頃、頂いたお手紙の中で、愛知県の田口ノリズミさんはベトナム54民族の色彩を讃える歌や曲がお気に入りのようでした。

今日のこの時間はベトナム少数民族の民謡と楽器による演奏をお届けしましょう。

少数民族エデ族の人々はベトナム中部高原地帯に集中的に住んでいます。この民族の人口は3万人以上で、ベトナム少数民族54族の中の12番目です。エデ族の人々は稲作で生活を立てています。でははじめにそんなエデ族の民謡、「稲刈りに行く」(di cat lua)をお送りします。

「「畑が近くても、田んぼが遠くなっても

毎日、畑仕事を一生懸命している

今日、黄金色の稲穂はもう実った

今日、私達は一緒に稲刈りに行こう」

 中部高原地帯タイグェン地方コントゥム省にはセダン族の人々が住んでいます。この民族の人口は12万人余りいます。彼らは主に畑仕事をしており、踊り、歌うことが大好きです。

では次に「セダン族の子守唄」(ru con se dang)をどうぞ

「可愛い子よ、おやすみ

心から愛しているよ

いとしごよ、おやすみ

私は飢えに苦しんでいる村もこよなく愛している

いとしごよ、豊作の夢を見てほしい

私の太陽は背中で眠るいとし子だから」

北部山岳地帯に住む少数民族モン族をホームページの「ベトナムの民族」コーナーでも紹介していますがここでもモン族の横笛を紹介します。モン族の横笛の音色は清らかで、聞く人の心に響きます。モン族の男性は日常生活の中でもいつもこの横笛を持ち歩いています。若い男性にとって横笛は愛する女性に自分の気持ちを伝える愛のメッセージのようなものです。

最後に少数民族モン族の竹笛演奏で「ラブマーケット」、つまり、愛の市場 (Cho tinh)をどうぞ。

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナム少数民族の民謡よ民族楽器による演奏をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。
来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。

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