ご機嫌、いかがですか、皆さん
新年にあけまして、おめでとうございます。2015年にあたりの皆さんのご健康、ご多幸をお祈り申し上げます。「リクエスト音楽」はリスナーの皆さんからのお便りで構成されます。今年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。早速、お便りをご紹介します。
福井県の西村トシヤさんからは「新年や新春を迎える曲を特集してください。よろしくお願いします」との便りでした。
西村トシヤさん、お便り、どうもありがとうございます。新年最初のこの時間は新年や新春を歌う歌を届けします。
ベトナムは陰暦で正月を迎えるため、今年は2月中旬がベトナム正月のテトです。テトの前のベトナム人にとって大晦日の家庭内食卓は大切なことです。この日は、家から遠く離れている所に就職している人も帰省して、家族全員が集まり、一緒にご馳走を食べたり、話し合ったりする機会となります。でははじめに「春の花びら」( Hoa xuan ca)をどうぞ
ベトナムの有名な詩人は小さな春という詩を作りました。その詩の内容は次のように書いています。
「青い川面に生えた紫の花
小鳥は、空で鳴いている
輝かしい露一つ一つ
君の手のひらに舞い落ちる
春よ春よ、小さな春よ
あなたは静かに歩んできて、この生活を美しくしている」
作曲家チャンホァンはこの詩を読んだとき、感動して、「小さな春」(Mua xuan nho)を作曲しました。次にベトナム中部の新年を歌う歌「小さな春」をどうぞ
ベトナム南部商業都市ホーチミン市は気温がハノイより暖かく、夏のまま、冬を過ごせます。
ある詩人は「春はホーチミンを訪れた
木の芽が生え、梅の花が咲き誇る
春はそぞれぞれの家に寄り添う
ホーチミン市は多くの歌を織り上げたが
春の歌は一番素晴らしい」と言いました。
次に「ホーチミン市の春」(Mua xuan tren thanh pho Ho Chi Minh)をどうぞ
いかがでしたか、皆さん、今日は春と新年を歌う歌をお届けしました。また来週、お会いしましょう。