リスナーの皆さん、こんにちはお元気ですか、

タオです。

ここ数日、ハノイは過ごしやすい日々が続いています。各通りにある並木には常緑樹の枯れ葉が落ちて、ハノイならではの初夏の風景が見えます。皆さんのお住まいの町はいかがですか？

さて、先日、兵庫県の椋代 修（ラジオネーム M4）さんからお便りを頂きました。「機会があれば漁師又は漁村で歌われる民謡があればご紹介ください。日本の演歌なら嫌いですが、民謡なら聴いてみたいと思います。きっとベトナムにも特徴的な曲があるのではないでしょうか」との内容でした。

M4さん、リクエストどうもありがとうございます。今日のこの時間はM4さんのリクエストにお応えして、海と漁人の特徴な民謡をお届けします。

でははじめに、Dang Duongの歌声で「海の歌」(Ho Bien)をどうぞ

「潮が上がっていることに耳を傾けよう
漁船に乗って、沖合に出よう
本土に帰る船は魚がたくさんあることを望む
船はいつも、海の呼びかけにこたえ」

次に、Mat Troi Moiというミュージックバンドの演奏で、「沿海部にある村の集会所」（Mai Dinh Lang Bien ）をお送りします。

「昔から、沿海部に集会所があった

栄枯盛衰を経ながらも、集会所の姿は昔のままに

その集会所はベトナム人が宿るところだ」


おしまいに、南部の民謡である「網を引き上げる歌」(Ly Keo chai)をお聞きいただきましょう。

いかがでしたか、皆さん、今日は漁師又は漁村で歌われる民謡をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。