ご機嫌いかがですか、皆さん.
11月中旬に入り、ハノイも寒くなってきます。ベトナム各地で収穫は終わって、冬春期と呼ばれる新しい稲作を準備しています。
さて、今日のこの時間は群馬県の鈴木義一さんからリクエストが来ていますのでご紹介します。
「日本の米の収穫は終わりました。ベトナムの稲作や米に関する歌をリクエストします」とのお便りでした。
鈴木義一さん、お便り、どうもありがとうございます。
今日のこの時間は鈴木義一さんのリクエストにお答えして、稲作と収穫をテーマにした歌をお届けします。
はじめに著名な作曲家バンバオさんの作曲による「収穫の日」(Ngay mua)をどうぞ
「故郷に収穫の日がやって来た
稲穂は囁いて歌う
故郷の田んぼが黄色に染まる
収穫の日、村中がうきうきとした気分に包まれる
稲穂よ、香りの良い籾一つ一つが舞い落ちる
村のすべての人が収穫の日を楽しむ」
続いて「収穫時期の喜びを歌った歌、ベトナム中部少数民族ホレ族の民謡「稲刈りに行く」(Di cat lua)をどうぞ。
「畑が近くても、田んぼが遠くても
毎日、畑仕事を一生懸命している
今日、稲穂は黄金色に実った
今日、私達は一緒に稲刈りに行こう」
最後に「畑に行く」(len ngan)をどうぞ
「川面に流れる小船、畑に向かって
稲刈りに行く私
夫は戦場へ向かった
勝利の日を待っている私
夫婦は共に収穫期を楽しむ」
いかがでしたか、皆さん、今日は稲作と収穫をテーマにした歌をお届けしました。また来週、お会いしましょう。