ベトナム・ラオス友好関係

(VOVWORLD) -隣国同士であるベトナムとラオスはインドシナ半島とメコン川沿いに位置しており、緊密な関係を持っています。

ベトナム・ラオス友好関係     - ảnh 14月26日、らラオスのビエンチャンでの会談、フック越首相(左)とトーンルン・シースリットラオス首相=Thống Nhất/TTXVN 

この数日間ベトナムとラオスでは、9月5日のベトナム・ラオス外交関係樹立55周年と7月18日のベトナム・ラオス友好協力条約締結40周年を記念する諸活動が相次いでいます。

隣国同士であるベトナムとラオスはインドシナ半島とメコン川沿いに位置しており、緊密な関係を持っています。

越・ラオスの特別な関係

ラオス人民革命党のカイソン・ポムビハン書記長はベトナムとラオスとの関係について「世界革命史の中で、ベトナムとラオスほど長きに渡り全面的な団結ほどの国々はないでしょう」と強調しました。

ベトナムが国の統一事業を完成し、ラオス人民民主共和国が1975年に成立されて以来、ベトナムとラオスとの関係は新たな段階に移行しました。それは、友好関係、特別な団結、全面的な協力関係です。その関係の証としては、ベトナム・ラオス友好協力条約が1977年7月18日に締結されたということです。ラオス・ベトナム友好協会のビライボン・ブダカメ会長は次のように語っています。

(テープ)

「世界各国の中には、ラオスとベトナムのような特別な関係はないと思います。両国の指導者らは、常に、その関係の維持や、若い世代への両国間の伝統の教育に配慮しています。」

友好協力条約によりますと、双方は、共に発展し、共に繁栄するために、全面的に協力することを公約しています。この条約は、両国が政治や国防安全保障、外交、経済、貿易、投資、教育養成、国境地域での治安秩序などの分野において協力関係を拡大させる基礎となっています。この40年間、両国の経済協力は重要な位置を占めています。ベトナム・ラオス友好協会のタ・ミン・チャウ副会長は次のように語っています。

(テープ)

「両国は経済協力を極めて重視しています。双方は、その協力関係の発展が潜在力やメリットに値するように緊密に連携しています。これまでに、ラオスは、同国に進出しているベトナムの各企業の408件の投資プロジェクトに許可書を発給しています。この数年間、双方の貿易取引額は、連続して増加しています。2016年は8億2千3百万ドルにのぼっています。」

その一方で、この15年間、ベトナムはラオスの多くの分野に携わっている約1万4千人に育成コースを行ってきました。

絶え間なく発展 二国関係

今年中、両国は、9月5日のベトナム・ラオス外交関係樹立55周年、及び7月18日のベトナム・ラオス友好協力条約締結40周年記念諸活動を行っています。これまで開かれてきた高級会合の中で、双方は「ベトナム・ラオスの伝統的友好関係、特別な団結、全面的協力の強化を重視しており、これらを後の世代に伝えるための貴重な財産と見なす」と強調しました。ラオスのパニー・ヤートートゥー国民議会議長は次のように強調しています。

(テープ)

「国際情勢がいくら複雑で急速に推移していても、ラオスとベトナムの特別な団結と全面的な協力関係は、両民族の繁栄、それぞれの国民の平穏と幸福の為に、依然として培われ、全面的に発展してゆきます。我々はベトナムの同志らと共に、引き続き、両国の党、国家、国民の偉大な関係、特別な団結、全面的な協力を保護し、培うことを公約します。」

両国は、具体的かつ適切な活動を通して、二国関係を深化させています。

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