解放ラジオ局 抗米救国闘争で輝かしい歴史

(VOVWORLD) - 9月7日のVOV=ベトナムの声放送局開局73周年記念日にあたり、VOVによりベトナム戦争で開局された解放ラジオ局が、「人民武装勢力英雄」という称号を国家から受け取りました。この称号は、抗米救国闘争での解放ラジオ局の大きな貢献を認めるものです。

反サイゴンかいらい政権と反アメリカ帝国主義者を標榜する南ベトナム解放民族戦線が1960年12月に結成されたことを受け、ベトナム共産党はVOVに、同戦線の声を国内外の人々に届けるようなラジオ局の設立を指示しました。

解放ラジオ局 抗米救国闘争で輝かしい歴史 - ảnh 1 当時の解放ラジオ局の記者たち

1961年の初め、VOVは、そのラジオ局の開局を任務として幾人かの幹部・技術者・編集員などを密かに南部へ派遣しました。その1年後の1962年2月1日に、解放ラジオ局は初の番組を放送しました。開局以来14年間、解放ラジオ局は、敵から多くの破壊を受けながらも、一日も休まず、当時の南ベトナムの人民と兵士たちにとって大きな励ましとなっていました。国が統一された後、解放ラジオ局は任務を立派に全うしたとして1976年8月31日に閉局しました。

鋭い兵器=大きな外交の力

解放ラジオ局は、南ベトナム解放民族戦線の声を全国の国民と世界の人々に届ける役割を立派に果たしたことから、抗米救国闘争での「鋭い兵器」として認められました。解放ラジオ局の電波は、平和を愛する世界各国の人々に、ベトナムの抗米救国闘争の正義を理解してもらえたと言えるからです。

解放ラジオ局 抗米救国闘争で輝かしい歴史 - ảnh 2 解放ラジオ局の元編集員チャン・ドゥク・ヌオイさん(左)

激しい戦争の最中で活動してきたものの、解放ラジオ局は、1日に10時間でベトナム語、フランス語、英語、中国語、クメール語の5カ国語で放送していました。この放送は、当時の南ベトナムの人民と兵士たちの勇敢な戦いの現実を伝えていたと評されています。解放ラジオ局の元編集員チャン・ドゥク・ヌオイさんは次のように語りました。

(テープ)

「解放ラジオ局の目標は、世界の人々にベトナム人民の正義戦いを理解してもらうためのものでした。解放ラジオ局について、故ボー・グエン・ザップ将軍は、「解放ラジオ局は強い師団のように、勝利に大きく貢献してきた」と言ってくれました。一方、グエン・ティ・ビン元国家副主席は、ベトナム戦争終結に関する交渉に役立ち大きな外交的力を持っていた」と評価しました。そして、解放ラジオ局の他の力として、アメリカを含む世界各国の人々にベトナムのことを理解してもらったということです。」

解放ラジオ局の元記者グエン・イエン・トゥエットさんは、解放ラジオ局の幹部・記者・技術者たちは戦争中の多くの苦労と危険の中にあったにもかかわらず、放送の続行に全力を尽くしてきたと語り、次のよう述べました。

(テープ)

「当時、私は多くの地方へ取材に行きました。軍事病院で両手を失った兵士と出会ったとき、両手と両足を十分に持っている自分はさらに努力しなきゃと思いました。」

貴重な称号

開局してからの14年間、解放ラジオ局はアメリカ軍の空爆を避けるために何回も施設を移動しながらも、自らの任務を立派に果たしてきました。この14年間、解放ラジオ局の幹部や記者など合わせて24名が犠牲になりました。こうした業績により、解放ラジオ局は国から貴重な称号「人民武装勢力英雄」を授与することになりました。

解放ラジオ局のニュース部で勤務していたグエン・ティ・キム・クックさんは、そのニュースを聞いて誇りに思っていると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「解放ラジオ局は歴史的な使命を果たしてきましたが、民族解放事業で収めた業績と価値は永遠に残るでしょう。私たちは、解放ラジオ局で働いてきたことを誇りに思っています。」

解放ラジオ局が国から名誉ある貴重な称号を授与されたことは、今日のVOVの幹部・編集員・技術者などにとっても大きな誇りと励ましとなっています。

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