10月30日からの主な国内ニュース

(VOVWORLD) - 10月30日からの今週の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。

* 今週、ハノイで開催中の第14期国会第4回会議では2017年の経済社会発展計画と国家予算の実施状況、2018年の経済社会発展計画案と国家予算案の討議が行われました。国会議員の大多数は今年のGDP=国内総生産伸び率を6.7%にするという目標に賛成しました。また、投資環境の改善や行政手続きの改革、重点的なプロジェクトへの公共投資の強化、森林の保護と発展を提案しました。チン・ディン・ズン副首相は次のように話しました。

(テープ)

「投資経営環境の改善を集中的に行い、発展事業への国内外のあらゆる力を最大限に活用することが狙いです。政府と首相は企業と力を合わせ、生産経営の困難の解決にあたっていきます。経済発展は社会発展につながるとともに、ベトナムと地域及び世界各国との格差の是正に貢献するものです。」

*     今週、中部ゲアン省を視察していたグエン・フ・チョン党書記長は、同省の党委員会と会合を行い、省内の経済社会状況や、党建設事業、第12回党大会決議とゲアン省党委員会大会決議の実施状況、今後の方向などについて討議しました。チョン書記長は、「これまでゲアン省は着実な発展を遂げてきた」とし、同省が納めてきた成果を高く評価しました。また、「ゲアン省は戦略的地位があり、多くのメリットに恵まれている」と強調した上で、「今後も、それらのメリットを活用させていく必要がある」と指摘しました。

*     3日午前、ハノイで、政府の10月月例会議が開催されました。グエン・スアン・フック首相は、各省庁、部門、地方がこれまで、困難の解決や投資経営環境の改善、APEC2017首脳ウィークの準備に力を入れてきたことを高く評価しました。フック首相は次のように強調しています。

(テープ)

「国会決議を待たずに、国会議員が提出した差し迫った問題を即時に解決するよう求めます。また、国会が取り上げた浪費問題などを断固として解決しなければなりません。」

*     2日、ハノイで、ベトナム外務省のブイ・タイン・ソン外務次官は国内外のジャーナリストに対し今月6日から11日にかけて中部ダナン市で開催されるAPEC首脳ウィークの諸活動を通知した際に、「現時点で、APEC首脳ウィークの準備が大詰めを迎えた」と明らかにしました。ソン次官によりますと、APECメンバーの21の国・地域の指導者は全てAPECサミットへの出席を確認しています。多くの指導者は、首脳ウィークの枠内の出来事に基調演説を行うとしています。また、APECの多くの高官指導者は、ベトナムの高官指導者と個別会見を求めています。その他、この際に、中国、アメリカ、カナダ、チリの指導者によるベトナム国賓訪問が行われます。

*     10月31日午前、ホーチミン共産青年同盟中央委員会は「ロシアの10月革命100周年・現実社会主義、歴史的価値と時代の意義」と題する座談会を行いました。席上、世界とベトナムの革命運動に対するロシアの10月革命の役割、歴史的価値、時代の意義、ベトナムの民族解放事業と社会主義建設に対するマルクス・レーニン主義とホーチミン思想の影響などについてが話し合われました。ロシアの10月革命100周年にあたり、11月1日から10日間で、ホーチミン市で、「ロシアの日inホーチミン市」と題するイベントが開催され、様々な活動が予定されています。その内容はベトナムとロシアの関係に関する写真展や、文芸公演、ロシアにちなんだ音楽のコンサート、ベトナム・ロシア友好協会の集いなどが行われる予定です。

* ベトナムの経営環境が14ランクアップし、世界190ヶ国の中で68位に立っています。これは先頃WB=世界銀行グループが発表した報告書「ビジネス環境の現状2018:雇用創出のための改革」で明らかにされたものです。WBのランキングを決定する指標の中で納税と電力接近は改革が最も多くある分野となっています。特に、納税分野では、情報技術が大幅に適用されることから、各企業の税金の支払いに便宜を図っています。KPMGベトナム会計検査のグェン・コン・アイ副会長は次のように語りました。

 

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