6月10日から一週間の主な国内ニュース

(VOVWORLD) - 今週の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。

*     今週、ハノイで開催中の第14期国会第3回会議では、閣僚らによる質疑応答が行われ、農業農村開発大臣や、文化スポーツ観光大臣、保健大臣、計画投資大臣が臨みました。農業農村開発省のグエン・スアン・クオン大臣は、農業再構築のロードマップや、農産物の質と競争力の向上、持続可能な農業発展へ向けての農産物の消費などの問題に関し、説明しました。また、文化スポーツ観光省のグエン・ゴック・ティエン大臣は文化スポーツ施設の建設や、祭りの開催、観光部門の発展計画などに関する質疑に、グエン・ティ・キム・ティエン保健大臣は健康診断と病気治療の質的向上、薬品価格などに関する質疑に、そして、計画投資省のグエン・チー・ズン大臣は公的投資の浪費予防対策などに関する質疑に応答しました。一方、副首相らも自らが担当する分野に関する議員の質疑に応答しました。今回の質疑応答に関し、グエン・ティ・キム・ガン国会議長は次のように評価しました。

(テープ) 

「質疑応答が民主的な雰囲気で行われ、延べ196人の国会議員が質問を出しました。国会議員は国民と有権者に対する高い責任感を示す一方、閣僚らは効果的な解決策を出しました。」

また、国会は、公的債務管理法改正案や、告発法改正案を審議したほか、中小企業法案を採択しました。

*     今週、キューバのエステバン・ラゾ国会議長はベトナム公式訪問を行いました。ラゾ議長は、グエン・ティ・キム・ガン国会議長と会談したほか、グエン・フー・チョン党書記長や、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・スアン・フック首相を表敬訪問しました。これらの席で、双方は、両国間の特別な兄弟関係、伝統的友好・団結、多面的協力を強化していくことで一致しました。また、国際場裏での協力・協調を促進していくことにも合意しました。ラゾ議長はベトナム国会での演説も行いました。

*     今週、ベトナムユネスコ国家委員会は創立40周年を記念する式典を行ないました。式典で、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は「創立されてからこの40年、ベトナムユネスコ国家委員会は国の建設・発展事業に重要な貢献を果たしてきた。同委員会はベトナムの歴史、文化、人々と世界との架け橋としての役割を立派に果たしてきた」と明らかにしました。ミン副首相兼外相は次のように語りました。 

(テープ) 

「ベトナムユネスコ国家委員会は文化外交をベトナム外交の重要な柱の一つとしてするため重要な役割を担っています。同委員会は民族のプライドを引き起こして、文化遺産の保存とその価値の発揮に寄与すると共に、世界友人にベトナムの国土と人々をピーアールすることに寄与しています。これまで、世界遺産委員会のメンバー、ユネスコ執行理事会理事国などに選出されたベトナムは今後もユネスコの活動に積極的に参加します。」

*     今週、ハノイで行われた外務省の定例記者会見で、レー・ティ・トゥ・ハン報道官は、アメリカ国防省が「中国がベトナムのチュオンサとホアンサの両群島で違法に建設している建造物はほぼ完了している」と明らかにしたことに関し、「ベトナムはチュオンサとホアンサの両群島に対する自国の主権を証明する法的・歴史的証拠を十分に持っている。ベトナム政府の許可を受けないまま行われるこの海域での外国側のあらゆる行動は違法であり、ベトナムの領有権を変化することができない」と強調しました。

*     今週、ベトナムは国際献血者デーを始めて主催しました。11日から14日にかけて開催されたこのイベントの枠内で、献血を呼びかける自転車レースや、献血に関するシンポジウム、献血者を顕彰する式典など様々な活動が行われました。

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