テトに向けて十分な商品供給を確保

(VOVWORLD) - 旧正月テトを半月後に迫っています。現時点で国内の大型商業施設、スーパー、ショッピングセンター、コンビニなどはテト用品を準備しています。今年、新型コロナウイルス感染症の影響で消費需要は昨年同期と比べ、増加しないと予測されています。

この間、ビンマートやコーオップ・マート、BRGマート、ショッピングセンターや伝統的な市場などでは、多種多様なテト用品がたくさん並べられており、ビールや清涼飲料、菓子類などが陳列され、手ごろな値段で販売されています。

旧正月テトに備え、イオンベトナムは2021年のテトと比べ、15%増となる大量のテト用品を準備し、適切な価格で提供する計画があります。その中に牛肉や豚肉、鶏肉、野菜、果物、コメ、お菓子、お酒、ビール、清涼飲料、ベトナム風チマキ「バインチュン」、各地方の特産品など、様々な品目が取り扱われています。

一方、コーオップ・フード北部支社のファム・ティ・ゴック・ラン副社長は「価格の安定化を目指し、品物を調達し、注文数を予測した際、供給者と相談したと明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「2年以上に長引いている新型コロナのせいで、消費者は家計支出を引き締めています。こうした背景の中で私たちのような小売業者は供給者のサポートを受け、セット商品を提供する予定です。これにより、様々な商品を手ごろな価格で販売することができるでしょう。」

こうした中、BRGリテールのグエン・タイ・ズン社長は年末に消費を刺激するため、大バーゲンセールや50%オフなどを企画しています。ズン氏は次のように明らかにしました。

(テープ)

「購買力の低下は消費構造に影響をもたらすと思います。私たちは必需品を増やすとともに、高級品や贅沢品を削減したうえで、価格の安定化に取り組んでいます。昨年9月か10月に生産業者と相談し、注文数を通知しました。これにより、生産業者は早くから生産計画を立て、安定した価格で品物を供給することができます。」

小売企業によりますと、2022年の旧正月テトの消費市場は新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受ける恐れがあります。消費者は支出を控え節約・引き締めの一方、大勢の人が集まるイベントなどが制限されることから、年末の数か月における購買力が昨年同期と比べて、上昇しないと予測されています。

ご感想

他の情報