自発的献血運動への積極的な参加者

(VOVWORLD) -ハノイ市内の中央血液学輸血病院は、毎年、病気の治療や手術などで輸血や血漿分画製剤を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するという「自発的献血運動」を行います。

中央血液学輸血病院が「自発的献血運動」を行うたびに、毎日、数百人が参加しました。ベトナムモバイル社の社員であるダン・ゴック・ラムさんは2011年から常時自発的に献血をしています。

(テープ)

「これはとても有意義な運動であることから、自発的に無償で献血することにしたのです。献血には、大きく分けて全血献血と成分献血の2種類がありますので、3週間または1カ月に一回血小板を献血しています」

一方、ハノイ市薬剤会社の社員であるゾアン・トウイ・ハンさんは、献血後、血液が回復すると、より元気になるということを認識して、学生時代から常に献血をしてきました。ハンさんの話です。

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「旧正月テトが近づくと、献血をした方が良いと思います。というのは、テトの長い連休にあたって、大勢の人が故郷に帰り、それによって病院における血液の備蓄量が不足するという状況があるからです。今回、私は350mlの血液を献血したばかりです。献血は人の命を救うことが目的です。そこで、私は、健康なうちに、このような有意義なことをしたいのです」

他方、ハノイ市民のゴ・ティ・フォンさんも、自発的献血運動に積極的に参加する人です。

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「私は、6カ月ごとに1回献血をします。病気やけがで輸血を必要としている患者さんの生命を救うために、血液がいつでも十分に備蓄されているようにと単純に考えているからです」

2023年には、全国の病院が献血者から38万7500リットル以上の血液を受けとり、計画の110%に達しています。献血者の99%は自発的な献血者でした。自発的献血運動が繰り広げられ、数多くの人の命を救い、複数の家庭に幸福をもたらしています。

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