１４日、ハノイで、司法省は、「ASEANとの関係における国際司法に関するハーグ国際私法会議の幾つかの条約」をテーマにしたASEAN＝東南アジア諸国連合法律フォーラムを行い、ASEAN加盟諸国や、ハーグ国際私法会議常設委員会、ASEAN事務局の代表らが参加しました。

その冒頭で、グエン・カイン・ゴック司法次官は、「近年、司法分野でのASEAN諸国間の協力は全面的かつ実質的に発展している。これまで、ASEANの加盟４カ国はハーグ国際私法会議のメンバーとなり、ハーグ国際私法会議の１２件の条約に加盟してきた。これはASEAN内外の司法協力に法的基礎を作り出すものである」と語りました。

フォーラムで、参加者らは、ハーグ国際私法会議の条約の履行に関する経験や、情報、研究結果などを交換しました。

なお、ベトナムは、２０１３年にハーグ国際私法会議のメンバーとなり、１９９３年に国際養子縁組に関する子の保護及び協力に関する条約に、そして、２０１１年に民事あるいは商業問題における司法及び司法外 書類の海外への送達に関するハーグ条約に加盟しました。