インドネシア地震のインフラ再建 日本が支援へ

(NHK)去年9月、地震による津波や液状化で大きな被害を受けたインドネシア・スラウェシ島での堤防の整備などインフラの再建を日本が支援することになりました。
インドネシア地震のインフラ再建 日本が支援へ - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN )

去年9月、インドネシアのスラウェシ島中部で起きた地震では、沿岸部が津波で壊滅的な被害を受けたうえ、内陸部では大規模な液状化が発生したため2000人を超える犠牲者が出て、8万人以上が今も避難生活を送っています。

日本のJICA=国際協力機構は、インドネシア政府が進める復興計画づくりに協力してきましたが、10日記者会見を開いて、被災地のインフラ整備も協力すると発表しました。

具体的には将来の津波の被害などに備え、被災地に建設する堤防など、防災インフラの設計を支援することにしています。そのうえで、インフラを建設する資金面の支援も検討していくということです。

またJICAでは被災者の生活再建のために、東日本大震災の被災地で復興にあたった自治体の職員をインドネシアに派遣することも計画しています。

インドネシア政府の担当者は「日本の支援によって被災者の生活再建の事業が加速する」と述べ、期待を示しました。

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