MERSがベトナムに波及しないよう

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写真提供: Duong Ngoc


韓国で重い肺炎などを引き起こす「MERSコロナウイルス」の感染が広がっている状況を前に、2日午前、ハノイで、保健省はこの感染症予防指導委員会の緊急会合を行い、予防対策を討議しました。

ベトナム出入国管理機関の報告によりますと、毎日、ベトナムに入国する韓国人はおよそ1千人にのぼることから感染危機が非常に大きいとしています。会合で、保健省のグエン・タイン・ロン次官は国際検問所に対し、MERS感染地域から入国する人々に健康状態の報告を勧めるよう求めました。一方、グエン・ティ・キム・ティエン保健相は各省庁、地方に対し、予防対策を積極的に進めるとともに、住民に対し、感染地域への旅行をしないよう警告する必要があると要請しました。

こうした中、韓国の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)首相職務代行は2日、MERS)散に関連して 「国民の生命と安全に直結した事案である以上、今からでも国家的な保健体制を総動員して不安と懸念を早期に解消しなければならない」と述べました。

崔首相代行は同日、政府ソウル庁舎でMERS関連の緊急関係長官会議を開き、「MERSの国内流入初期段階における保健当局の不十分な対応と管理により、政府の防疫対処能力に対する信頼が揺らぎかねない」と伝えました。

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