席上、ミン副首相兼外相は「ベトナムと韓国の友好・全面的な協力関係の良好な発展に喜びの意を表明するとともに、両国は国防・安全保障、電子商取引、労働、インベンション・イノベーションをはじめ、あらゆる分野で協力を強化し、2020年までに貿易額を1千億ドルに引き上げる目標を達成する必要がある」との見解を示しました。また、「ベトナムをはじめ、ASEANは韓国との関係を重視している」と強調し、今後も双方関係が実質的に発展していくよう希望を表明しました。

一方、Yoon Soon Gu外務次官は「韓国はベトナムをはじめ、ASEANとの関係を重視している。ベトナムは韓国のムン・ジェイン大統領の「ルックイースト」政策、及び韓国と東南アジア諸国との関係において重要な役割がある」と強調しました。また、ベトナムに対し、ASEAN・韓国、メコン・韓国などの協力メカニズムを通じて、韓国との関係を強化するよう希望を表明しました。

これに先立ち、ベトナムのSOM委員会委員長を務めるグエン・クォク・ズン外務次官は韓国代表団と会合を行い、韓国・ASEAN外交関係樹立30周年を迎えるにあたり、来年末、韓国で開催される予定のASEAN・韓国首脳会議の準備作業について討議しました。