22日、ハノイで、RCEP＝東アジア地域包括的経済連携の第3回中間閣僚級会合が開幕し、ASEAN加盟諸国、及び、日本や、オーストラリア、中国、韓国、インド、ニュージーランドのASEANの相手国の通商代表と各国のRCEP交渉団の代表らが参加しています。

その冒頭で、ベトナムのチャン・トゥアン・アイン商工大臣は、「今回の会合は、2016年9月にラオスの首都ビエンチャンで開催された第28回と第29回ASEAN首脳会議が定めた方向に従って、RCEP交渉を加速させることを目指すものである」と明らかにしました。

また、「RCEPは、中小企業をはじめ地域諸国の企業の貿易円滑化や、財源アプローチ、競争力向上、域内のバリューチェーンへの参入などに役立つ」との確信を表明しました。

アイン大臣は、「ベトナムは今年中に交渉を完了させることを支持する」とした上で、各国の交渉団に対し、「交渉の進捗度を進めるよう」要請しました。