WEF年次総会始まる

(VOVWORLD) - ベトナムからはブオン・ディン・フエ副首相が出席します。

23日、スイス東部のダボスで、WEF=世界経済フォーラムの年次総会(いわゆるダボス会議)が開幕しました。グローバル化の過程で生じた保護主義や格差などのひずみを巡る議論に多くの時間を割く見通しです。

焦点はアメリカのトランプ大統領の出席となっています。トランプ大統領は出席したい意向ですが、アメリカ予算切れに伴う政府閉鎖問題が長引く可能性があり、現時点で参加できるかは見通せません。

WEFが重視してきた国際協調や自由貿易の枠組みが問われており、トランプ氏が掲げる「アメリカ第一主義」にどう対抗するかが会議の焦点となります。トランプ氏は最終日の26日に講演し、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の脱退などに代表されるアメリカの利益を最優先する外交姿勢を改めて主張したい考えです。

一方、ベトナムからはブオン・ディン・フエ副首相が出席します。期間中、フエ副首相とその一行は、全体会議や、ASEAN戦略に関する討論会、財政と持続可能な開発目標に関する討論会などに参加するほか、総会に出席する各国や、国際組織、企業の代表と会合を行う予定です。

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