W杯決勝観戦、プーチン氏と会談へ=フランス大統領が「サッカー外交」

【時事通信社】マクロン仏大統領は、15日に行われるサッカーのワールドカップ(W杯)決勝をモスクワで観戦し、プーチン・ロシア大統領と会談します。

フランス大統領府が11日、AFP通信などに明らかにしました。決勝ではフランスとクロアチアが対戦しますが、欧米とロシアが対立する中で「サッカー外交」が展開されそうです。

AFP通信によりますと、訪ロにはブリジット大統領夫人も同行する予定です。決勝戦をプーチン大統領と一緒に観戦するといいます。

マクロン氏はロシアのクリミア半島編入をめぐってはウクライナ側を支持したほか、今年4月にはロシアが後ろ盾のシリア・アサド政権による化学兵器使用疑惑を受けて米英とともにシリアへの軍事攻撃に踏み切りました。元ロシア情報員暗殺未遂事件でもロシアを非難しています。

マクロン氏はそれでもプーチン氏と定期的に電話会談。5月下旬には訪ロし、プーチン氏に対してW杯仏代表が勝ち進めば、応援に行くと約束していた。

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