アフガニスタン 宗教施設で自爆テロ 29人死亡

(NHK) アフガニスタン東部にあるイスラム教の宗教施設で3日、金曜日の礼拝が行われていたさなかに自爆テロが起き、これまでに29人が死亡しました。

アフガニスタン東部 パクティア州の警察によりますと、州都ガルデーズにあるモスクで3日、金曜日の礼拝が行われていたさなかに男2人が身につけていた爆発物を相次いで爆発させる自爆テロが起きました。

このテロで、これまでに29人が死亡、60人以上がけがをしました。

現場となったモスクは、アフガニスタンでは少数派のシーア派が多く住む地域にあり、当時、中にはおよそ150人がいたということです。

はじめに1人の男が自爆したため、多くの人たちが避難しようと出口付近に詰めかけたところ、別の男が逃げる人々に向かって銃撃し、その後、自爆したということです。

これまでのところ犯行声明などは出ていませんが、アフガニスタン東部は、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織の活動が活発な地域で、シーア派を異端視するISによるテロや襲撃が相次いでいます。

 


 

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