アフガン大統領選:元外相側、結果拒否の最後通告

アフガン大統領選:元外相側、結果拒否の最後通告 - ảnh 1
ハミド・カルザイ大統領 (中央), 候補者のガニ氏(左)、アブドラ・アブドラ氏(右)(写真AFP/TTXVN)

不正調査のため再集計が続いているアフガニスタン大統領選の決選投票で、候補者のアブドラ・アブドラ元外相の陣営は1日、 記者会見し、不正票の判断基準を巡る要求が2日午後までに満たされなければ「選挙を完全にボイコットする」と述べました。アブドラ氏はすでに選挙結果を拒否す る意向を示しており、改めて最後通告を突きつけた形だということです。

元財務相のガニ氏とアブドラ氏で争われた決選投票は6月に行われ、暫定結果でガニ氏が過半数を獲得しました。アブドラ陣営が選挙の不正を主張したため再集 計が始まりました。両氏は勝敗に関わらず「挙国一致政府」を発足させることでいったん合意していたが、対立が決定的になりつつあります。

アブドラ陣営の広報担当は記者会見で「我々の忍耐は限界に達した」と述べ、2日午後までに要求が満たされなければ選挙結果を拒否すると表明しました。アブ ドラ氏が副大統領候補に指名しているモハケク氏はロイター通信に、新政権構想を巡り両陣営が決裂したことを明らかにし、「不正に基づく選挙結果が発表され れば、国が二分されるだろう」と警告しました。

ご感想

他の情報