ガン議長（右）

席上、ガン議長はベトナムとロシアの関係が良好に発展していることに満足の意を表明すると共に、「ベトナムは、ロシアが開催する諸活動を支持しており、それらの活動に参加する用意があると同時に、ロシア側に対し、ベトナムのAPEC年 2017を支持すると共に、ベトナムと緊密に連携して欲しい」旨を強調しました。また、ガン議長は、両国が引き続き観光や文化などの分野において協力関係を強化してゆくよう希望を表明し、両国の立法機関が、双方の適切な利益の為に、協力関係と経験交換を推進してゆく必要があると述べました。

一方、この際に、ガン議長は中国全国人民代表大会常務委員会の張平副委員長と会見しました。席上、ガン議長は「ベトナムの党と国家は常に中国の党と国家の隣国関係と全面的な戦略的協力パートナーを重視しており、これをベトナムの外交政策の中で最優先課題の一つとして見なしている」と強調しました。

なお、現地時間15日午後の第137回列国議会の討論会で、ガン議長は「各民族や、各宗教間の対話を通じての文化の多様性と平和の促進」をテーマにした演説を行いました。ニュースの後、ガン議長による演説の主要な内容をお伝えします。