タイン・チエム官邸と国語に関する科学シンポ

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24日、中部クアンナム省、ディエンバン町で文化スポーツ観光省、科学技術省、クアンナム省人民委員会、及びベトナム歴史科学協会は共同で「グエン朝のタインチエム官邸と国語」に関するシンポジウムを開催しました。

シンポジウムで発表された70件の報告は中部から南部に至る各地方の発展や国語の誕生におけるタインチエム官邸の役割、地位を集中的に分析しました。また、ベトナム語のローマ字表記成立に関するポルトガル人宣教師のフラシスコ・デ・ピナやフランス人宣教師のアレクサンドラ・デ・ロドスの功労を評価しました。ベトナム歴史科学協会のズオン・チュン・クォク事務局長は次のように語りました。

(テープ)

「タインチエム官邸と国語に関する科学シンポジウムではいくつかの質の高い報告が発表されました。これらを通じて、クアンアム省をはじめ、中部から南部に至る各地方の経済社会発展や国防・安全保障に対するタインチエム官邸の役割・地位が明確に分析されました。また、この官邸はポルトガル人宣教師のフラシスコ・デ・ピナやフランス人宣教師のアレクサンドラ・デ・ロドスがベトナム語ローマ字表記を成立した所として明確にされました。」

なお、史書によりますと、この官邸は1602年に、グエン朝のグエン・ホアン王により設立されたものです。1617年から1625年にかけて、フラシスコ・デ・ピナ氏はベトナム語を勉強した上で、ベトナム語による宣教を行なう一方、ベトナム語ローマ字表記を確立したとされています。

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