交流会の様子

テト攻勢は、ベトナム戦争中の1968年1月30日夜から展開された北ベトナム人民軍及び南ベトナム解放民族戦線による、南ベトナムに対する大攻勢です。この動きは、結果的にベトナム戦争の最大の転機となりました。テト攻勢は、政治・軍事・外交という3つの分野でのベトナムの力や、ベトナム独特の軍事戦略を示し、1975年4月30日の南部完全解放・祖国統一に繋がると評されています。

交流会で、1968年のテト攻勢に参加したファム・ヴァン・チャ元国防相は次のように語りました。

(テープ)

「1968年のテト攻勢は犠牲が多かったですが、偉大な勝利です。この勝利により、アメリカはパリ協定の交渉に参加せざるを得ませんでした。それから、交渉の場でも戦場でも私たちは一歩一歩勝利し、1975年4月30日の最後の勝利を獲得しました。」

交流会で、テト攻勢の目撃者との交流後、当時の輝かしい歴史を再現する多くの歌が披露されました。