ネパール大地震 死者増加、首都が3メートル移動

ネパール大地震 死者増加、首都が3メートル移動 - ảnh 1
ネパールで発生した大地震の犠牲者は4千人を越えた(写真:AP)

ネパールで25日に発生した大地震の犠牲者は、これまでに4000人を超え、生存率が急激に下 がるとされる72時間、丸3日が迫るなか、懸命の救助活動が続いています。

このうち、カトマンズ北西部にあるバスターミナルの周辺では、多くの小規模なホテルが崩れ、27日からトルコと中国の救助隊も加わって日没後も照明をつけながら、夜を徹して救助活動を行っていました。
ネパール中部で発生した大地震について、国連のハク報道官は27日の記者会見で、国連が把握しているだけで3351人が死亡、6833人がけが をし、およそ800万人が家を失うなどの被害を受け、ネパールで1934年以来、最も大きな地震となったという見方を示しました。また、国内で140万人 が緊急の人道支援を必要としているとして、28日から首都カトマンズ周辺で、WFP=世界食糧計画などが物資を配り始めるとともに、国連の緊急対応基金か ら1500万ドル(日本円でおよそ17億8000万円)の資金提供を行うことを明らかにしました。

マグニチュード7.8の地震で、首都カトマンズの地盤が南方へ最大数メートル移動しました。一方、世界最高峰エベレストの高さは変わっていないようだと28日、専門家らが語りました。

ご感想

他の情報