今年の「ハノイの桜祭り2019」の開幕式は、２９日夜、ハノイの中心地にあるリ・タイ・ト公園で行なわれる予定です。

この祭りには、約１００本の桜の木と、２万本の桜の枝木のほか、ベトナムの代表的な花や観賞用植物などが展示されます。特に、桜で作られる世界の不思議な場所の模型や茶道・将棋・ケンダマなどの日本の民間遊戯が披露され、ベトナム・日本の食文化が紹介されます。ハノイ市の文化スポーツ局のト・バン・ドン局長は、次のように語りました。

（テープ）

「ハノイで桜祭りが開催されるのは、今年が４回目です。毎年、観光客を誘致するために、新たなプログラムを作りたいと思っています。こうしたイベントを通じて、両国の文化交流と協力関係の強化に貢献する架け橋を見出すよう希望します。特別なことはユネスコの世界無形文化遺産に登録された『チャウバン』や『チエオ』が披露されることです。」

なお、この祭りでは、両国の医療や教育に関する様々な交流活動が盛んに行なわれます。