フック氏、新任期の首相に再選


26日午後、ハノイで開催中の第14期国会第1回会議では、2016~2021年期の首相を選出するための投票を行いました。その結果、グエン・スアン・フック氏が98・18%の賛成多数で、新任期の首相に選出しました。

フック首相は、就任宣誓後、演説を行い、その中で、「国はチャンスに伴い、多くの試練に直面している」と指摘し、「こうした中、自国の力と国際社会の支援を活用し、発展事業を促進する必要がある」と語りました。

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グエン・スアン・フック首相



フック首相は、「ベトナムの最も大きな潜在力は人材である」とし、次のように強調しました。

(テープ)

「将来の人材は、今日の若い世代です。我々は若い世代を教育する責任があります。今後、教育への投資を強化し、教室や、図書館の建設、遠隔地と山岳地帯の子供の学習、生活を支援するための国家予算を増額させます。学習・労働などにおいて、平等な環境を作り、農民と一般の労働者の子供も学習し、国の指導者になるチャンスを持つように配慮する必要があります。」

また、演説の中で、フック首相は、民間企業の支援策や、各経済セクターの連携の強化策、スタートアップの奨励措置などについても触れました。フック首相は、1954年生まれ。中部クアンナム省出身で、2011~2016年期の政府の副首相を歴任し、そして、第13期国会第11回会議では、2011~2016年期の首相に選出されました。

 

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