フック首相(左）と大島議長

4日午後、政府本部で、グェン･スアン･フック首相はベトナム公式訪問中の日本の大島理森おおしまただもり衆議院議長と会見しました。

席上、フック首相は「双方は両国国会の高級代表団による交流会や相互訪問をさらに強化してゆく必要がある」と強調しました。また、大島議長と日本国会に対し、ベトナムにおける大規模なインフラの整備、国家重点工事、人材育成、及び気候変動対策などに対する日本のODA=政府開発援助の供与を支持してゆくよう要請しました。さらに、フック首相は日本が労働分野においてベトナムとの協力をさらに強化すると共に、農業、漁業、建設の分野においてもベトナム人研修生を受け入れており、日本で暮らし働いているベトナム人共同体に有利な条件を作り出すよう希望しました。

一方、大島議長は「両国の企業による貿易、投資活動を支持しており、それらの活動に有利な条件を作り出してゆく」と強調しました。