ベトナム、モロッコとの関係を重視

(VOVWORLD) - グエン・ティ・キム・ガン国会議長の招きに応え、モロッコのハビブ・エル・マルキ下院議長夫妻が16日から22日にかけてベトナム公式訪問を行っています。18日午前、ガン議長はマルキ議長と会談しました。
ベトナム、モロッコとの関係を重視 - ảnh 1 写真:Le Tuyet

席上、ガン議長は「ベトナムは常にモロッコをはじめ、アフリカ諸国との友好と多面的な協力関係の発展を重視している。ベトナムはモロッコとASEAN諸国との架け橋としての役割を果たす用意がある」と強調しました。また、双方に対し、投資振興や企業代表団による相互訪問、シンポジウム、フォーラム、見本市の開催などを進めるよう要請しました。

両議長はこれまでの良好な政治関係を発揮して、経済貿易協力を促進すること、地域と国際場裏で行動を協調していくことで一致しました。

また、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)に関し、ガン議長は領有権の紛争を国際法、国連憲章に則って、平和的措置で解決するというベトナムの一貫した立場を強調しました。

会談後、両議長は議会間の協力合意書に調印した他、共同記者会見を行いました。ガン議長はベトナムの声放送局の取材に応え、次のように語っています。

(テープ)

「モロッコ下院議長はいい言葉を述べました。それはモロッコとベトナムは共通の歴史と記憶を持っているということです。今日の世代は両国の類似点を発揮させ、相互支援を強化するでしょう。」

一方、マルキ議長は調印した合意書は両国、とりわけ議会間の協力関係に新たな発展段階を切り開くと強調しました。ベトナム国会はアフリカ国との合意書を調印したのは今回が初めてです。

同日、チャンダイクアン国家主席はマルキ議長と会見を行いました。

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