ベトナム企業、EUの技術障壁を心配

(VOVWORLD) - 21日午前、商工省はホーチミン市人民委員会と協力し、「EVFTA、農業分野での公約と配慮すべき問題」と題する会議を行ないました。

商工省のチャン・トゥアン・アイン大臣によりますと、ベトナムは世界の輸出額ランキングで第27位に立っており、輸出市場が180の国と地域にのぼっています。EU=欧州連合とのFTA=自由貿易協定の締結で、最終的に双方で99%の関税が撤廃され、EU側はベトナム原産品への関税について71%が即時撤廃し、残りも最長7年の逓減()期間を経て撤廃するとしています。

しかし、EUとのFTAの発効により、農業製品をはじめEUへの輸出に関する技術障壁を心配する声も上がっています。スパーマーケットを運営するインティメックスグループのド・ハ・ナム社長は次のように語りました。

(テープ)

「植物検疫機関は使用可能な農薬リストを公表する必要があります。また、除草剤など有害物質の不法な輸入を防止すべきです。今後、EUは幾つかの化学物質の使用を禁止するので、これらの物質の輸入を中止しなければなりません。」

ご感想

他の情報