ベトナム、木工製品・林産物輸出国の世界一をめざし、努力

(VOVWORLD) -ベトナムは、木材・林産物輸出において、世界で5位、アジア地域で2位、東南アジア地域で1位に立っています。

 

22日午前、ハノイで、グエン・スアン・フック首相の主宰の下、「2018年の木工製品・林産物の加工輸出産業部門の成功と教訓、2019年の方策」を討議する

ベトナム、木工製品・林産物輸出国の世界一をめざし、努力 - ảnh 1  フォーラムの様子=Thống Nhất /TTXVN

フォーラムが行なわれました。フォーラムには各省庁や部門、地方、国際組織、木材・林産物加工輸出企業などの代表、およそ600人が出席しました。

2018年、ベトナムの木材と林産物の輸出総額は、およそ94億ドルに達し、輸出超過額は70億ドルを超えています。ベトナムは、木材・林産物輸出において、世界で5位、アジア地域で2位、東南アジア地域で1位に立っています。その輸出先は120の国と地域に上っています。また、これまでに、ベトナムでは、この分野に携わる企業数は約4500社があります。

ベトナムの林業部門は、迅速かつ持続的に発展しており、グリーン経済部門として役割を果たすと共に、国の発展事業に多大な貢献をしてゆきます。

フォーラムで発言に立ったフック首相は、木材・林産物加工輸出産業部門に対し、輸出総額が2019年に110億ドルを超え、また、2020年に130億ドル、特に、2025年までに200億ドルに達するように努力しなければならないと要請しました。フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは、向こう10年間、農業が最も発達する15カ国入りを目指します。また、木材と林産物の輸出量上位国になるように取り組まなければなりません。現在、ベトナムの木工製品は世界の木材市場シェアの6%だけを占めています。ですから、2030年までに、ベトナムは、世界の木材市場のシェアをどのぐらい占めるか?これは、ベトナムに大きな戦略を求める質問です。」

このように語ったフック首相は、「各省庁、部門、地方行政は、引き続き、企業共同体や実業家の意見や提案をまとめた上で、木材・林産物加工部門を迅速かつ確実に発展させることになる。」と明らかにしました。

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