ベトナム・ASEANとロシアとの関係に関するシンポ


15日、ハノイで、「ベトナム・ASEANとロシアとの発展協力、実情と展望」と題する国際シンポジウムが開催されました。

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シンポで発言にたったゾアン国家副主席

これには、グエン・ティ・ゾアン国家副主席や、レー・ルオン・ミンASEAN事務局長、ロシア・サンクトペテルブルク国立総合大学のイゴール・ゴルリンスキ副学長、ホーチミン政治学院のター・ゴック・タン学長、ベトナム駐在ASEAN諸国の大使館の代表、ベトナム、ロシア、ASEAN諸国学者、研究者多数が参加しています。

席上、ゾアン国家副主席は「地域と世界の情勢が迅速に推移している現在、ベトナム・ASEANとロシアとの関係の強化は重要である」とし、次のように語りました。

(テープ)

「戦略的地理面で、ロシアは、経済、軍事、航海、安全保障、政治などの面で、ASEANとの緊密な利益関係があります。このため、アジア太平洋地域におけるロシアの地位の確立と向上はロシアの発展事業にとって有益です。また、ASEAN地域諸国の多くはロシアとの貿易関係を強化したい意向があります。このため、ASEAN・ロシア関係に関する全面的な見方が必要とされます」

2日間にわたる今回のシンポジウムで、参加者らはベトナムとロシアとの協力関係の展望、アジア太平洋地域の平和、安定に対するASEAN・ロシア協力の役割、アジア・太平洋地域におけるロシアの国益、ロシアの対外政策におけるベトナムの重要性、ベトナム・ASEANとロシアとの関係の障壁、双方関係における優先課題などについて意見交換をします。

 

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