6月28日の「ベトナム家庭の日」にあたり、全国各地で、様々な活動が盛んに行なわれています。27日、ハノイにあるベトナム各民族文化観光村で、中部高原地帯テイグェン地方に住む母系社会の民族の文化をテーマとした様々なイベントが催されました。その中で、少数民族エデ族の結婚式や母系家族の写真展などが多くの鑑賞者を魅了しました。

三世代の家族の食事

同日、ハノイのベトナム文化芸術センターで、「ベトナム家族の暖かさ」と題する写真展が開幕されました。写真展で、全国各地の家庭の生活ぶりを写した約100点の写真が展示されており、家族の幸せなひと時を大切にしようというメッセージを送っています。写真展を観賞したハノイ市民のタ・キム・オアンさんは次のように話しています。(テープ)

「写真展で展示されている写真の中で最も印象深いのはチュオンサ群島を写した写真です。この写真は、この群島に駐屯している兵士と大陸から訪れた女性たちの交流会を写したもので、とても大きな意味を持っています。そして、三世代の家族を写した写真は家族の幸福を示すもので、気に入っています。幸せな家族が多くになるつれて社会も良くなるはずです。それはみんなの希望です。」