（写真： tuoitre.vn）

26日、南部カントー市で、政府の主催により、「メコンデルタの気候変動適応・成長モデルの転換・持続的な発展」をテーマにした会議が行われました。政府がメコンデルタの需要や、試練、チャンスなどを全面的に評定する会議を開催するのは今回が初めてです。

席上、ブォン・ディン・フエ副首相は、「メコンデルタは気候変動や、海面上昇、メコン川上流での過剰な資源開拓、不均衡な発展モデルなどにより、多大な被害を受けている地域である」と指摘し、次のように語りました。

（テープ）

「それらの影響はメコンデルタ地域全体の発展や、住民の生活を脅かす重大な試練をもたらしています。また、食糧安全保障をはじめアジア地域の経済にとっても良くないのです。水資源の枯渇、塩害、海面上昇に従って、メコンデルタのメリットが徐々に消えて、住民の生活習慣、生計、環境も変化します。」

会議で、参加者らは、「メコンデルタの試練とチャンスや成長モデルの転換」、「インフラ整備」、「住民の生計モデルの転換と災害予防対策」といった3つの議題を討議しました。