中部とテイグエン地方の観光発展を目指す会議

(VOVWORLD) - 16日、中部フエ市で、中部の重点的経済区評議会会議は関連各省庁や地方と協力して、「中部各省と中部高原地帯テイグエン地方の観光発展」に関する会議を開きました。
中部とテイグエン地方の観光発展を目指す会議 - ảnh 1 会議の様子

会議にはグエン・スアン・フック首相のほか、各省庁・地方・旅行会社・国際組織の代表合わせて約500人が参加しました。

19の省と市を含む中部各省とテイグエン地方は、2400万人の人口と1900キロメートルの海岸線を擁することで、観光の潜在力が大きいとみられています。そのため、2018年、ベトナムを訪れた1550万人の外国人観光客と8000万人の国内観光客の中で、中部各省とテイグエン地方を訪れた観光客の数はそれぞれ、950万人と5600万人にのぼっています。

会議で、中部各省とテイグエン地方の観光を一段と発展させるためには、それぞれの省の観光発展戦略より、この地域全体の観光発展戦略を作成・展開することが重要であるという意見が多くの参加者から出されました。これについて観光研究所のファム・チュン・ルオン副所長は次のように語りました。

(テープ)

「それぞれの省の観光を発展させるというより、この地域全体の観光発展に集中した方がいいと思います。それぞれの省の独特な観光商品を開発しながら、これらの商品からなる地域全体の独特な観光商品をつくる必要があります。その中で、海の高級なリゾート地を集中的に開発します。」

また、より多くの国の国民に対するビザを免除することと、電子ビザを展開することは外国人観光客をひきつけるための重要な措置であるとみられています。そして、観光客を対象とするショッピングセンターや、夜間の娯楽施設、マリーン・レジャー・サービスなども観光客をひきつける重要な要素であるとの意見も多かったです。

会議で発言に立ったグエン・スアン・フック首相は、中部各省とテイグエン地方は、文化が豊かな47の民族が居住していることや、11の世界遺産と1900キロ―メールの海岸線を擁することにより、観光発展の大きな潜在力に恵まれていると明らかにし、観光の着実な発展に全力を尽くしてゆくよう求めました。

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